開眼法要とは、入魂式・入仏式・お霊入れ・性根入れなど、宗派や土地によってさまざまな名前で呼ばれています。「開眼」とは、供養して仏の魂を迎え入れるという意味です。お墓は建てただけではただの石に過ぎず、この儀式を済ませて初めて礼拝の対象となります。
1.時期
開眼法要を行う時期は、お墓を建てた後、お骨を納める納骨法要と合わせて一緒に行うのが一般的です。開眼法要に参加するのは、故人の兄弟など身近な近親者か、親しかった友人だけの場合が多いです。年忌法要の時やお盆・お彼岸など、親類縁者が集まりやすい機会を選ぶのが良いでしょう。
寿陵の場合は遺骨がないわけですから、この場合はお墓の完成の時期に合わせて、開眼供養のみを行うと良いでしょう。