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真言宗

宗祖 空海
本尊 大日如来
主な経典 大日経、金剛頂経
天台宗について

作法

真言宗では焼香の回数を3回とし、額の高さまで上げておしいただきます。3回行う理由については諸説ありますが、以下の理由が主に挙げられます。

  • ①大日如来、空海、先祖に向けるという意味
  • ②三宝(仏、法、僧)に捧げる意味
  • ③身口意(行動、言葉、気持ち)を浄める意味

お線香も同じく3本手向けることが基本となっています。
真言宗の葬儀で使われる数珠は、振分数珠と呼ばれ、二重にして使用するほどの長さが特徴です。108個ある主玉に親玉が2個、四天玉が4個、弟子玉20個や浄名玉1個などがつき、両端に梵天房が2本ずつある本連数珠が、正式なものとして広く使われています。持ち方は、房を外に出して両手の中指にまっすぐに架け渡し、そのまま合掌します。頻繁に両手をこすり合わせてジャラジャラと音を立てるのも真言宗の特徴です。108個の玉を鳴らす事で108個の煩悩を払う、という意味があります。使わない時は二重にして手のひらにかけ、親指で押さえるようにしておきます。

お墓(塔婆供養)

日本の伝統的なお墓として、縦長の直方体の墓石があげられますが、この形態の墓石が庶民に浸透したのは江戸時代以降といわれていて、日本で古くからお墓や供養塔として作られていたのは五輪塔です。 五輪塔は下から、方形の地輪(ぢりん)、円形の水輪(すいりん)、三角の火輪(かりん)、半円形の風輪(ふうりん)、宝珠形の空輪(くうりん)という5つの部位で構成され、五大(ごだい)と呼ばれる地・水・火・風・空を表し、大日如来を象徴するもので、真言密教の思想から生まれた形です。
この五輪塔は空海入滅から300年経った平安時代後期から作られ、のちに「真言宗中興の祖」と呼ばれる覚鑁(かくばん)上人が広めました。当初は一部の貴族のためのものでしたが、その後、鎌倉時代から戦国時代にかけて武将の間で普及し、やがて庶民にも広まり、日本の供養塔・お墓として今もなお宗派を超えて用いられています。
なお、真言宗では墓石に刻む文字に決まりはありません。
一般的には、「〇〇家之墓」や、宗派で使われるお経、念仏の言葉などが刻まれます。
他には、成人の場合は大日如来をあらわす梵字「(ア)」を、15歳以下の子どもの場合は、地蔵菩薩を示す「カ」を文字の頭に刻むことがあります。例えば「梵字+〇〇家之墓」というように刻みます。
また、「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と刻むこともあります。「南無大師遍照金剛」とは、真言宗で唱えられる一番短いお経です。「大師遍照金剛」とは空海のことで、「南無」とは帰依する・信心するといった意味となり、つまり「南無大師遍照金剛」とは、「弘法大師空海に帰依(信心)します」という意味になります。

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